scl banner travel01





SEARCH THIS SITE.
SELECTED ENTRIES
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< July 2008 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
PR
スポンサーサイト
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    | - | | - | - | pookmark |
    戦うアンパンマン現る 高知のやなせたかし記念館
    0
      高知県香美市香北町の市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムが今年、開館15周年を迎えた。3月11日に発生した東日本大震災では、アニメの主題歌「アンパンマンのマーチ」が被災者を勇気づけた。アンパンマンにとっても、今年は特別な年だった。

       高知市中心部から車で約1時間。物部川沿いの国道195号を走っていくと、勇ましいポーズをしたアンパンマンの像が出迎えてくれた。台座を含めて高さ約3メートルの大きな像だ。開館15周年を迎えた7月21日、アンパンマンの原作者やなせたかしさん(92)が寄贈した。次のようなメッセージが添えられた。

       「これは戦うアンパンマンです。怖い顔をしています。いま日本は激動の時です。困難に襲われています。アンパンマンも『みんなの夢守るため』には甘い顔はしていられません」

       ミュージアムの田所菜穂子事務局長(47)は「やなせ先生は今年、もう引退するという気持ちでいたようなんです」と話す。しかし、3月11日に大震災が発生。被災地では「アンパンマンのマーチ」が流れ、被災者に勇気を与えているという話をやなせさんは耳にした。

       「それでは何か手助けをしなければということになって、引退の話はどこかへ行ってしまいました」と田所さん。やなせさんは岩手県・陸前高田で一本だけ残った松の木をテーマに歌をつくり、避難所にはアンパンマンのポスターを配った。

       ミュージアム4階のギャラリー入り口では、やなせさんの毎月のあいさつ文を読むことができる。11月は「自分の仕事が(被災地で)いくらかお役に立ったと知ってうれしかった」と寄せている。

       やなせさんの出身地の旧香北町では1992年ごろ、ミュージアムの建設計画が持ち上がった。当時の町長で現ミュージアム振興財団理事長の野島民雄さん(79)は「もともとは町の総合的な福祉会館を建てたいと思っていたんです」と打ち明ける。そこに「やなせ記念館」を併設する予定だったが、「計画をつくる委員会の中で、アンパンマンミュージアム一本で行きたいという意見が強くなった」と言う。

       それが当たった。当初は年間入館者数10万人と予想していたが、わずか49日間で10万人を突破。初代事務局長を務めた漫画家おかもとあつしさん(55)は「電話が鳴りやまなくて周辺の道路は大渋滞。昼ご飯も食べられなかった」と笑う。「しかも当時は赤ちゃんをカウントしていなかった。実際の入場者はもっと多かった」。96年の開館から15年間で310万人を超える。

       仙波美由記さん(35)は03年に学芸員になった。幼児教育と学芸員職に興味があった。「それほどアンパンマンに詳しくはなく、何でこんなに人気なんだろうと疑問だった」と笑う。いまはその魅力をこう説明する。「ストーリーもキャラクターの形も色づかいもわかりやすい。ひもじい人を助ける普遍的な正義というテーマが貫かれ、大人も子どもも安心できるんです」

       来年、田所さんから事務局長を引き継ぐ。「ここは子どもが生まれて初めて訪れる美術館になる。ほっとした、楽しく過ごせた、また来たい、そんな思い出を持ってもらい、いつまでもみんなの『心のふるさと』でいたい」と話す。

       ミュージアムから歩いて5分ほどの美良布商店街には、アンパンマンやばいきんまん、メロンパンナちゃんなどの石像や人形が並ぶ。ここにやなせさんの蔵書を収めた「アンパンマン図書館」がある。97年に開館し、約4千冊を所蔵。アンパンマンの絵本もほぼ全部そろう。

       一番古い絵本は76年出版。ひらがなの「あんぱんまん」だ。今のアンパンマンより色が濃くて表情も渋かった。司書の水田香さんは「開館当時は子どもたちでてんやわんや。『アン図書』って呼ばれて親しまれていました」。最近子どもの数が減ってきているのが寂しいという。

       壁にかかったホワイトボードを見ると、名古屋市から来た人のメッセージがあった。「この町に来てアンパンマンが一層好きになりました!」

       アンパンマンはいつだって困っているひとを助けてくれる。その魅力は、これからもきっと衰えない。



      ★自然も温泉も食事も!高知ならではを満喫したい方にぴったり♪べふ峡の大自然に囲まれた山の1件宿。客室のお庭からは広大な四季折々の景色が楽しめます!美肌効果のある、柔らかい泉質が魅力の温泉を持つべふ峡温泉。貸切家族風呂も2つあり、【無料で何度でも】ご利用頂けます!地元のお客様にも愛される公共の宿。ご家族やご夫婦でいかがでしょうか。★




      【高知県内 楽天トラベル売れ筋ランキングTOP5】

      第1位 リッチモンドホテル高知
      第2位 ツーリストイン高知
      第3位 西鉄イン高知 はりまや橋
      第4位 ウェルカムホテル高知
      第5位 コンフォートホテル高知駅前


      【関連商品】

      OSK ごま健康麦茶 12.5g×40包
      東京オーエスケー販売 売り上げランキング: 1,046



      【関連記事/高知】

      → 天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知★楽天TOP10
      → 横山隆一記念まんが館 ― 漫画家で初の文化功労者
      → 土佐カントリークラブ 数多くの名勝負を演出
      → 西鉄イン高知 はりまや橋★楽天トラベル売れ筋TOP10
      → スカイ・ベイGC−自然を生かしたコースは四国随一の絶景
      → よさこい祭り 4日間にわたって高知市で開催される祭り
      → 四万十CC スルーザグリーンに広がるコバルト色の黒潮
      → ツーリストイン高知★楽天トラベル売れ筋TOP10
      → 【ゴルフ場/高知県】インデックス 高知県のゴルフ場
      → リッチモンドホテル高知★楽天トラベル売れ筋TOP10
      → 高知県立坂本龍馬記念館 高知出身の幕末の志士龍馬をテーマ
      → 戦うアンパンマン現る 高知のやなせたかし記念館
      → 「龍馬伝」の世界、存分に 高知、ふるさと博パビリオン
      → 3Mの「アンパンマン」像お披露目 高知の記念館15周年
      → 高知県知事心一つにした結果「室戸」が世界ジオパークに認定
      → 握手できる竜馬像を除幕 高知・記念館の20周年
      → 旅の季節 注目の駅弁は? 復興、食育…郷土の心詰め
      → 豊楽寺 ― 薬師堂は国宝に指定
      → 高知城 ― 日本100名城に選定
      → 四国八十八箇所― 88の霊場寺院を結ぶ道を遍路道
      → 道後温泉 道後温泉街はその中央にある道後温泉本館を中心
      → 次に狙うは「清盛」効果 松山市、観光で新戦略
      → 石鎚山で紅葉シーズン
      → ピューマの赤ちゃん公開 誕生の愛媛・とべ動物園
      → 市川亀治郎さんら「お練り」 華やかに宇和島歌舞伎
      → 屋台だんじり、熱気が川面照らす 愛媛・西条まつり
      → 石手寺 ミシュランガイド(観光地)において1つ星に選定
      → 太山寺 ― 四国八十八箇所霊場の第五十二番札所
      → 松山城 (伊予国) ― ミシュラン観光版日本編で二つ星に選定
      → 皆生温泉 ― 鳥取県内の温泉では最も入湯客が多い
      → 鬼太郎の原点が文化財に 鳥取・境港市
      → サルビア開花 行楽客ら魅了 鳥取「とっとり花回廊」
      → 水槽からメリークリスマス 鳥取の水族館に「サンタエビ」
      → 砂丘で英国旅行を「砂の美術館」開館 鳥取
      → 「レトロおもちゃ・マンガ展」「国宝級」を披露・倉吉
      → 華やか“冬の使者”米子水鳥公園にコハクチョウ飛来 鳥取
      → サルビア開花 行楽客ら魅了 鳥取「とっとり花回廊
      → 水木ロードをゆるキャラ行進 鳥取・境港で鬼太郎空港命名
      → 水木しげる、青山剛昌…鳥取で「国際まんが博」
      → 悪魔くんとメフィスト、水木ロードでデビュー 鳥取
      → 水木しげるロードに“新人妖怪”「こなき爺」ら鳥取・境港
      → 観光客連続300万人超え 水木ロードでセレモニー 鳥取
      → ゲゲゲ人気衰えず 境港観光200万人超す 今年の記録更新
      → 三仏寺 三徳山(標高900メートル)に境内を持つ山岳寺院
      → 打吹玉川 「男はつらいよ 寅次郎の告白」のロケ地
      → 小鹿渓 三徳川上流の方へ進むと投入堂で有名な三徳山三仏寺
      → 水の国 ― 正式名称は「江津市水ふれあい公園水の国」
      → 実りに感謝「献穀祭」 出雲大社 福島からも奉納 島根
      → 千木、勝男木の据え付け始まる 島根の出雲大社
      → 石見銀山 ― 江戸時代初期は佐摩銀山と呼ばれた
      → 幽玄の世界、神遷る 60年ぶりに本殿遷座祭 出雲大社
      → 出雲詣で、空前のブーム 「縁結び」女子にターゲット
      → 新緑の出雲大社で大祭礼 勅使迎え開幕
      → 神魂神社 ― 伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神
      → 立久恵峡 ― 「山陰の耶馬渓」の異名を持つ景勝地
      → SLやまぐち号 JR西日本が動態保存する蒸気機関車の牽引
      → 海上自衛隊呉史料館 ― 愛称は「てつのくじら館」



      人気ブログランキングへ





      | 高知県 | 17:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      | 1/1PAGES |